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上田義彦さんの写真集、ひさびさに買いました。
このひとのポートレートは不思議ですが魅力的です。
コントラストは強くなくて、ちょっとセピアがかってて。
しかも笑ってる写真なんてありません。
どういうふうにモデルになってくれる人と向き合うんでしょうか。
...モデルさんのなかには同じ写真家のひともいたけど(笑)。

ピントしゃっきり、というより表情を撮ってる感じです。
おまけに露出も落とし気味。
だから笑ってなくても怖くない写真になるのかも。

前に奥様のかれんさんが言ってましたが、「表情を作っちゃうと撮ってくれない」んだそうです。
フィルムカメラしか持ってないそうで、それもシャッターは最高の1枚しか切らないんだとか・・・すご・・・(笑)
自分の気に入った表情が出て来るまで何時間も待つのだそうです。
・・・モデルさんがふっと気を抜いて、素を見せた瞬間を撮るんだと、いつかおっしゃってました。
そういえば、NHKでやってた「ザ・プロフェッショナル」で彼が言ってたそうです。
・・・「命とか…そういうものをふっと感じた時に撮ってるんだと思いますね。
何かこう、ほんとに微妙な事だと思うんです…。変化が」

空気を読んで相手を感じる・・・撮ってる人は影にならなきゃいけないのかな。
・・・ポートレートを撮る場合は、相手が「構えたら」駄目ですもんね。

人を撮りたくなりました(笑)。